製造品質管理班の社員インタビュー。自分らしく長く働ける㈱ホンダ。

出産後に、子育てと両立するため、デスクワークの仕事を探していまして、その時にハローワークで当社を見つけました。場所が家から通いやすく、応募しました。入社して約10年の検査業務をした後、現在担当している品質管理の仕事に興味が湧いて、上長に希望を出し異動しました。
中途採用で入社して20年くらいになります。

入社した当初は、製造業が初めてだったので、見るもの全てに驚いていたのは感覚的に覚えてますね。皆さん立ち作業で仕事をされていて、スピード感をもって物が作られているんだなという印象を抱きました。
女性の働きやすさも印象的ですね。過去に先輩方も普通に育休を取っていましたし、実は私の班にも近々育休から復帰する方がいるんです。その方は長く当社で働きたいっていう強い気持ちがあったので、私もぜひ戻ってきてほしいと思っていたところでした。ハッピーパートナー企業として登録されていますし、実際従業員の7割くらいが女性ですので、育休後でも戻りやすい環境だなと思います。

品質管理部門の班長を担っていまして、クレームがあった際の対応や検査などを行っています。朝は班内のメンバーと朝礼を行い、必要な確認があれば該当の部署と連絡を取り合います。お客さまの対応を第一優先にして業務を行っている状態ですね。午後には昼会がありますので、何かあった場合は、そこでメンバー同士報告をし合って現場の状況を確認するようにしています。

クレーム対応はお客さまによってご要望が異なりますので大変ではありますね。ですが、私たちの当たり前は他の方の当たり前ではないので、毅然とした態度で冷静に判断して、お客さまのお気持ちに寄り添うことを大切にしながら、ご対応させていただいてます。

お客さまからご意見をいただく時に、これ以上ご迷惑かけないように、応急的にも何か対応できることがあるかどうかは1番最初に考えています。あとは、その後に再発させないためにどうすべきかを同時進行で考えています。そういうところは、お客様と接する上では一番重要かなと思っているので、常に心がけていますね。

これを機に振り返ってみたんですけど、昔も今も変わらず親しみやすい方がたくさんいらっしゃるっていうのが1番かなと思いました。あとは移り変わっていく中で、今も成長し続けてる会社なんだなっていうのは実感していますね。入社した時は、新潟本社の従業員の人数が50人ぐらいだったんですけど、今は90人くらいになりました。入社時からだいたい倍くらいの人数になりましね。それと、当社の場合は照明器具向けの部品を受けることが多かったんですけれども、最近ではその照明器具以外の部門のお客様ともお取引があるので、どんどん事業が広がっていくんだなっていうのを実感しています。思い返してて感慨深かったですね。やっていることも、やっぱりレベルが上がってきていると感じるところもあります。今と昔で、材料が時代に合わせて変わっていることも大きいですけど、昔の製品よりも納品レベルの基準が上がったと思います。

次から次へとやりたいことのアイデアはたくさんあって、それを優先順位をつけて実行していかなければいけないんですね。そのアイディアは、上層部の方とこういう風にしたいとか、相談をした上で承認されて、実際に仕事に組み込まれていきます。自分から旗を振って、周りも巻き込み、今後もいろいろなアイデアを形にして、より会社を良くしていきたいと考えています。

子どもたちはもう成人してますので、普段は主人と買い物に行ったりですとか、ご飯を食べに行ったり…家事もそこそこしつつのんびり過ごしているような感じですね。